前回の「法被の洗い方」の続き、法被にアイロンをかけてみようと言うものです。
「フルグラフィック法被(痛法被)ってアイロンNGじゃないの?」と思う方もいらっしゃると思います。
やり方によっては、色移りや縮む原因になるんで制作会社さんは問題になりたくないのでアイロンをする事を避けるようにしています。
絶対にダメと言うわけではなく、出来ればやらないで欲しいと言うことです。
どうしてもシワが付いてしまった方は以下のやり方でアイロンをかけてみましょう!
そんなに目立たないシワなら、アイロンかけなくてもいいと思います。
アイロンがけは、最終手段としてお使いください。
自己責任でお願いします。
でも、僕はわりとアイロンしてます。
アイロンをかけよう
まずは、アイロン台に法被をセットしてください。
自分の法被はそこまで目立ったシワは少ないのですが、やはり折り畳みのシワや背中の部分はイスにもたれるので、多少シワが付いています。
まずはじめは、アイロンの温度は一番低い低温でかけてください。
これで、シワが伸びないなら少しずつ温度をあげてシワを伸ばしてください。
いきなり高温でかけると、法被が熱で溶けてしまう可能性がありますので、少しずつあげて下さい。
フルグラフィック法被は「昇華転写」と言う印刷方法でプリントされております。
「昇華転写」は熱でインクを気化させてポリエステル生地を染め上げる印刷方法です。
ですので、熱をかける事で再びインクが気化され、色移りや色落ちの原因となります。
なので、低温でインクが気化せずシワを伸ばせる温度を探し出す必要があるのです。
並べてみるとわかりやすいですが、上記画像の様にシワを伸ばすことができます。
ちなみに、むぅさんが使用しているアイロンはAmazonで2000円ぐらいで売ってるやつなので、どんなアイロンでも対応はできるはずです。
スチームアイロンや霧吹きをしてのアイロンがけは、色移りすると思うので避けた方がいいと思います。
何度も言いますが、自己責任でお願いします。
アイロンは最終手段にしてください。
最悪、法被がダメになってしまう場合があるので慎重に!!