

紙の厚さの単位って知ってる?

単位なんてあるの?

ちゃんとあるよ!!
でも、厚さの単位なのに「kg(キログラム)」
なんだよね。

「kg(キログラム)」って重さの単位だよね?

そうなんだよ。
そこがわかりにくいんだよ。
紙の厚さを表す単位は3つ
連量の kg(キログラム)
坪量の g/㎡(グラム/ヘイベイ)
厚みの μm(ミクロン)

連量・坪量・厚さって言われてもわかないよね。
ちゃんと説明しますので最後まで読んでねっ
連量とは
連量とは1連(1000枚)の時の重さで厚さを表しています。
印刷所とか紙屋に注文する時は大体この連量で注文します。
坪量とは
坪量とは1㎡で1枚の重さで紙の厚さを表しています。
家電量販店やホームセンターで売ってるコピー用紙なんかは、坪量で厚さを表しています。
厚みとは
これは単純に厚さをメートル法で測ったものです。
μm(ミクロン)とmm(ミリ)を主に使います。
大型インクジェット機のロール紙やラミネートフィルムはこちらで表します。
コート紙の連量と坪量

コート紙の四六判の連量と坪量を比較できるように表にしてみました。
あと紙厚に対して、どういう用途で使われることが多いかを記載しております。
まず90kg以下ですが、新聞の折込チラシなどに使われているのがこちらの紙厚になります。
そして110kgや135kgのパンフレットですが、イベントなどでもらえるA3二つ折りのものはこちらの紙厚を使われていることが多いです。
個人出版の同人誌なんかは110kgや135kgを使ってるんじゃ無いでしょうか。
名刺とハガキですが、通常180kgを使うことが多いです。薄い物が好む場合160kg
また厚紙が好きな場合は上記表にはありませんが225kgとなります。
最後に
紙の厚さは印刷物の印象を大きく変えてしまいます。
ペラペラな名刺は安っぽく見せてしまいますし、厚過ぎるとチラシは取り扱いに困ります。
モノにはモノの適正がありますので、それを見極めて発注・注文を楽しんでください。